スポーツには色々なタイプのものがありますが、それらの中でも特に古くからあるタイプのスポーツの一つが、戦う能力の高さを追求する格闘技です。日本では国内外で誕生した色々な種類の格闘技の競技を行う選手たちがいて、多くの場合同じ種類の競技の中で強さを競っていますが、いくつもの競技の選手たちが同じルールの下で力を競い合うイベントもあります。そういったイベントの代表的なものがK-1です。
K-1はテレビ中継されることがよくあるため、同じようなタイプの他のイベントと比較しても、人気も知名度も群を抜いていると言えるでしょう。その名前に付けられているKの文字が意味しているのは、空手、キックボクシング、カンフー、拳法などの立ち技格闘技の頭文字で、さらに格闘技そのものでもあります。つまり、そういった様々な競技の選手たちを集めて、その中から最も強いのは誰かを決める大会ということなのです。
このK-1のルールでは投げ技や寝技は禁止されていて、立ち技、しかも打撃のみが使用可能です。しかもひじ打ちや頭突きが禁止されているといったように、制約も少なくありません。しかしそういったルールがあるからこそ、様々な種類の競技の選手が同じリングの上で戦う基礎が作りやすいとも考えられ、派手でエンターテイメント性のある試合が展開できるという魅力につながっていると言えるでしょう。